立ちくらみは高血圧や下肢静脈還流量の低下が原因

高血圧は、サイレントキラーとも呼ばれる危険な疾患であり、長期間にわたり放置すると心臓や脳、腎臓に悪影響を及ぼし、最終的には頸静脈膨隆や静脈圧の亢進などが見られる心不全などの心疾患や脳卒中などの脳血管疾患を引き起こすリスクが高くなりますが、自覚症状がない為に対処が遅れてしまうのが現実です。しかし、立ちくらみや頭痛、肩こりなどの症状があるケースが多いとされていますが、立ちくらみは低血圧や貧血の自覚症状と処理されてしまう事が多くあります。立ちくらみは、正式には起立性低血圧と呼ばれ、男女に関わらず最高血圧が100mmHg以上あっても、立ち上がる際に血圧が20mmHg以上低下をしてしまう為に引き起こされますが、降圧剤などの服用が原因で引き起こされるケースもあります。
高血圧は、血圧をコントロールしている自律神経に悪影響を及ぼすとされ、血圧が高いと常日頃より脳に大きな負担をかけ過ぎている為に、急な動作についていけず立ちくらみを引き起こすともされています。
又、下肢静脈の調節障害や起立に伴う末梢血管での血液の貯留などにより一時的に静脈還流量の減少が引き起こされ、心拍出量が低下して一過性の脳虚血が生じ立ちくらみとなるケースもあります。
一般に高血圧と呼ばれている血圧は、動脈の血圧の計測値であり静脈の血圧は計測される機会が少なく、動脈の血圧よりかなり低くなっています。その為、下肢静脈には逆流を防止する便が多くあり、弁が機能しなくなることにより逆流し血液が溜まり瘤の様になります。
下肢静脈瘤も、高血圧と同様に適度な運動やバランスのとれた食事などの生活習慣の改善より予防出来、起立性低血圧の頻度も少なくなります。